十和田の学習塾、進学塾の【さくらアカデミー】

『冬期講習にかける!』

2021.12.11 未分類

                                                                                                                                                                                        文責:講師 南

 塾生の皆さん、保護者の皆様、日頃よりさくらアカデミーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。また、保護者の皆様におかれましては、生徒様のご送迎、ご家庭でのご指導等にて尽力いただき、心より御礼申し上げます。

 さて、今年も冬期講習が目前に迫ってきました。
今日は自分の勉強を進めるにあたっての視点を2つ紹介します。少し難しいところもあるかもしれませんが、少しの間、お付き合いください。

☆得意科目と苦手科目を両立する!


突然ですが、小学生・中学生の皆さんにクイズです。
下のAさんとBさんは、高校入試の5教科のテストで、2人とも合計点数が同じ300点でした。面接試験は2人とも申し分なかったとしましょう。さて、どちらの人が高校入試で合格するでしょうか?

国語 数学 社会 理科 英語 合計
Aさん 100 100 100 300
Bさん 60 60 60 60 60 300

 

 答えはBさんです。
 確かに、Aさんは国語や社会、英語(文系科目)が100点です。彼はきっと得意教科だけを必死に勉強したのでしょう。その結果、100点を取ることができました。しかし、苦手科目の数学と理科は0点でした。それに対して、Bさんは5教科すべてを丁寧に勉強したようです。しかし、得点はどの教科も60点。一見、得点が低いようにも見えます。しかし、二人とも合計点数は一緒です。では、なぜBさんが合格するのでしょう?


 答えは「点数の伸びしろ」があるかどうかです。
 確かにAさんは、文系科目はすべて100点でした。しかし、100点満点のテストで120点をとることはできません。つまり、「点数の伸びしろ」がないということです。そして、数学と理科は0点です。ここから必死に勉強して点数を取ることもできるかもしれませんが、その可能性は低いでしょう。なぜなら、高校の理系科目の授業は中学校の学習がきちんとできたことを基礎として始まるからです。今から中学校の勉強を始めても手遅れですね。テストの点数も「点数の伸びしろ」も0ということになります。
 

 一方、Bさんはすべての教科が60点ですが、どの教科も高校の勉強を進めるうえでの下地はできているといえるでしょう。ということは、今後の勉強を頑張ることで、各教科が「それぞれあと40点分、点数が伸びる可能性がある」ということになり、「点数の伸びしろ」があるということになります。努力の仕方によっては、Bさんはすべての教科で100点を取る能力を秘めていると判断できます。
 こうして、Bさんが合格するということになるわけです。これは極端な例ですが、実際に起こりえる状況です。

 大学入試などでは、大学によって受験科目が異なるので、自分の得意な科目がある大学を受験すればいいわけですが、高校入試は違います。青森県のほとんどすべての中学生が受けるテストですから、そこで点数を取ることはなかなか難しいかもしれません。しかし、今回の冬期講習で1年間の勉強の内容をしっかり復習し、次のステージへ進むことはとても重要です。特に、「苦手だな」「難しかったな」と思う教科ほど、しっかりと復習をする必要があります。そうすることで「点数の伸びしろ」を増やすことになるでしょう。

☆模範解答の『上を行く解答』でアピール!


 私はかつて、岩手県で中学校の先生をしていました。その数年間の経験の中で、中学3年生の10月実力テストで「5教科合計500点」という人を1人、見たことがあります。職員室の先生たちが驚愕し、彼女には惜しみない称賛が与えられましたが、彼女のレベルは我々の想像を超えるものでした。
彼女が500点をとったテストの英語の問題にこのようなものがありました。

 次の英文を日本語に訳しなさい。
「You need to adapt to the manners and culture of the country you visit.」


模範解答は
「あなたはあなたが訪れる国のマナーや文化に適応する必要がある」というものでした。


 中学3年生には十分難易度の高い問題でしたが、彼女の回答欄には、この答えの文章の後に、続きがありました。彼女の解答はこうです。


「あなたは自分が訪れる国のマナーや習慣に適応する必要がある。

                         つまり、「郷に入りては郷に従え」ということである。」

 

 この解答に、英語を担当していた先生は絶句し、恐怖しました。彼女は英語だけでなく、国語の勉強も忘れずにしていることを、英語の解答用紙の上で、私たち先生に見せつけたのです。まさしく、神の領域でした。

 このように、英語の和訳問題や、国語、社会の記述式問題は、時として別な教科の勉強もしていることを採点する先生にアピールすることができる可能性を秘めています。彼女は神の領域にいることを私たちに見せつけました。彼女は盛岡第一高校に学力推薦で合格しました。

 皆さんは先生方を驚かせる能力と可能性を持っています。
 それは日々の学習や努力の成果として、テストの点数に現れるだけでなく、自分自身の能力や人生の選択肢を広げることにもつながります。今回の冬期講習では、テストで点数を取るための秘訣だけでなく、自分と勉強のかかわり方や見方、考え方をじっくりと身に付けることができるでしょう。皆さんの参加を待っています。

☆終わりに
 私たち、さくらアカデミーの講師一同は、皆さんが人生の選択を行う場面で、より良い選択ができるようにサポートをする立場です。テストで点数が取れるように学習のサポートをすることが第一のミッションですが、それはすなわち、皆さんの人生の選択肢を広げることを意味しています。小学生の皆さんには、「付属中を受験するか」「公立の中学校へ進学するか」の選択肢があります。どちらも皆さんの人生を大きく左右する選択になるでしょう。どの高校へ進学するかも重要な選択です。進学する高校を選べる立場になるためには中学校で良い成績を残すことがとても大切ですし、定期テストや模擬試験で点数を取る必要があります。大学入試も同様です。


 人生のより良い選択をするために、私たち講師一同と一緒に勉強を進めていきましょう。能力無限!!