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能力無限のエピソード その③

2022.02.12 未分類

「能力無限」のエピソード その③ 「南、倒れる」 そして、「弔い合戦」へ
                                          文責:講師 南

 塾生の皆さん、こんにちは。

 前回の「能力無限エピソード その②」も、やはり多大な反響がありまして、またまた「続きを聴きたい」という人が多かったので、続きを書いてみようと思います。
やはり、この手のエピソードは「学ぶべき教訓」があるとともに、塾生諸君が「何かインスパイアされるもの」があるのかもしれませんね。

 今日する話は、私が学校で倒れ、救急車で運ばれる場面から始まります。
私としてもあまりいい思い出ではありませんが、生徒たちの決起と行動の様子から学ぶことにしましょう。

さて、夏休みが終わり、2学期が始まってすぐのころ、問題行動やらケンカやら生徒指導の時間が増え、連日の激務から、私は「学校へ行ったら死んでしまう病」に感染してしまいました。深夜に帰宅し、シャワーを浴びて、持ち帰り残業をしながら、うっすらと2時間ほど眠り、再び朝早くに出勤する、こんな生活が続いていました。そして、怒涛の文化祭を終え、後期生徒会の担当だったこともあり、私は新生徒会メンバーと生徒総会の準備をしていました。議案書の印刷・製本も終わり、入念なリハーサルをし、「あとは本番がうまくいくだけ!」という状態。
そして、当日。忘れもしません、12月2日早朝。私は、倒れました。

そこからは、あまり覚えていないし、あまり思い出したくはありません。
(ちなみに、転勤した先の学校でも、同じく12月にぶっ倒れていますので、私の限界はこの辺なのでしょう)

結果、2週間ほど入院することになるのですが、そこでの生活は特に笑いはないので割愛します。

そして、無事退院して、校長先生に事態の報告をしに学校へ行ったとき、私はあるものを目にします。2年C組の教室の後ろの時程黒板に「弔い合戦!能力無限!」と書いてありました。

どうやら、彼らの中で私は「死んだ」と思われているようです。この2週間の状況を校長先生や学年の先生方に聞いたところ、①生徒総会は無事に終わった。②新生徒会長のK君が全校朝会などで「能力無限!」のコール&レスポンスを全校生徒とやっている。③「天国の南先生のために何かできることはないか」と話し合い、「社会の都道府県テストで全校生徒が満点を取る」という企画を立ち上げて進めている。という事がわかりました。

いろんなことが起こっていて、正直、「面倒なことになっている( ̄~ ̄;)」と思いましたが、生徒は生徒なりに私のことを考えてのことだったのでしょう。

しかし、いくら都道府県テストが小学校4年生レベルとはいえ、「全校生徒が満点は不可能だ」と思いました。
2年C組の中でさえ、定期テストで5教科合計が100点を切るようなメンバーがいるのです。いかに生徒会メンバーが「能力無限!」と叫んだところで、「無理なものは無理」とあきらめた私。

しかし、「さて、帰ろう」と玄関を出たところで、「あーーーー!南先生、生きてるぞーーーー!!」と、練習試合から帰ってきたバスケ部のキャプテン・S君が絶叫しました。周囲は黒山の人だかりとなり、大歓声が上がります。
そのなかで「都道府県テスト」の話題になり、2学年でもトップレベルのポン助だったA君に「やれんのか?」聞いてみると、「『新潟』という字が書けるようになりました」とレベルの低い報告を受け、頭を抱える私。

とりあえず、その場にいたバスケ部全員には、「今日、オレに会ったことは誰にも言うな。南先生は死んでいることにしろ。そうしないと全校生徒の目標が崩れる」とだけ伝え、その場は解散となりました。

そして、私が学校に復帰する2日前に「都道府県テスト」の本番が行われました。

その結果に、私は目を疑うことになります。

全校生徒の解答用紙が集会ホールに張り出されていました。そのすべてが、「満点」だったのです。

「人が死ぬ」という事実はこうも集団を変えてしまうのか。それとも全校生徒が一致団結した結果なのか。

もちろん後者でしょう。どんなに勉強が苦手な人も必死に努力した結果といえるのではないでしょうか。

生徒会メンバーは、「南先生が死んだ」という事態に対して、即座に対応し、全校生徒をまとめ上げ、この結果を生み出したわけです。おそらく、私の短い教師人生の中で最も「能力無限」のパワーを感じた出来事でした。

そして、全校朝会で私がステージに現れ、「地獄から、戻ってきました」とあいさつしたとき、全校生徒から、自然と拍手が起こり、生徒会長のK君が「能力無限」のコール&レスポンスを行うのでした。

このエピソードから塾生諸君が学ぶべき教訓は3つです。

① 目標を「言葉にすること」は「それを達成するという意志となる」という事
② どんなに成績が悪くても一生懸命、努力すれば必ず良い結果が得られるという事
③ 「団結力」は「個人の努力の総和」であるという事

誰しも、「勉強が好き」というわけではありません。勉強はツラく苦しいものでもあるしょう。
しかし、その勉強をやり遂げたとき、必ず良い結果が待っているという事は明白です。
塾生諸君が「今できること」を必死に頑張ることが大切ですね。

今日も元気に、能力無限!!

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