十和田の学習塾、進学塾の【さくらアカデミー】

「普通の生活ができればいいです。」

2021.12.22 未分類

中学部担当の高橋です。

 

 

私のこれまでの経歴を紹介いたします。

 

 

プロサッカー選手→プロ野球選手→化学系の研究者→電気工事士(一瞬)→塾講師(現在)

 

 

・・・もちろん、最後の以外、全部、夢です。

 

いやー、なかなか人生、上手くはいかないものですね。(笑)

 

 

こんな感じで、

努力でカバーしきれない大いなる挫折(野球と研究者)も2度経験し

(計画性が無いのも大問題ですが)、

度重なる変更はあったにせよ、

これまで何かしら夢をもって生きてきました。

これが当たり前だと思いつつも、

必ずしもそうではない、

と「何となく」思っていました。

 

その「何となく」が先日、

はっきりとした現実であることを認識しました。

 

 

ある中学生の生徒に、

 

「お前の将来の夢は何だ?」

 

と聞きました。すると、

 

「普通の生活ができればいいです。」

 

と答えました。

 

 

他にも、

 

「大人は仕事とか人間関係とか大変そうだから、本音は大人になりたくない。」

 

という生徒もいました。

 

 

「子どもは社会の鏡」とよく言われます。

 

将来に夢や希望を見出せないというのは、

今の忙しない日本の社会が原因なのかもしれません。

 

そして、生徒が勉強に対して一向にやる気にならないのは、

将来に対する希望が全く見出せなというのも一因だと最近つくづく思います。

(もちろん、これが全てではないですが。)

 

社会の影響を受けている身近な大人の一人である、

「塾の先生」の存在も、子どもに及ぼす影響は大きいと思います。

 

私がまず、「充実して輝いているカッコイイ大人」となることで、

生徒も「今のうちに勉強しておくと、大人になったら良いことありそう!」

と、多少は考えてくれそうな気がします。

 

「普通の生活ができればいいです。」

「大人になりたくない。」

 

と言わせてしまっているうちはまだまだですね…。

 

 

しかし!ここで、この現実を前向きな思考に変換します!

 

「イチロー」(プロ野球選手を目指すきっかけ)も、

「お世話になった研究室の教授」(研究者を目指すきっかけ)も、

「夢や希望を与えてくれる存在」と捉えるなら…

 

私はまだ夢の途中にいるのでは???

 

…カッコイイ「大人」になるって言っている割に、なんかものすごい精神年齢低い感じがしますね。

 

 

そんなことを考えつつ、藁をもつかむ思いで、冬期講習の準備を頑張っております。

 

冬期講習にご参加の生徒の皆さん、お楽しみに。